TOP > 動くこどもの城 - 全国児童館おりがみ作品展 - 平成25年度第14回全国児童館おりがみ作品展  
     
 
 
 
平成25年度 第14回全国児童館おりがみ作品展 Webギャラリー
   
  テーマは「私たちの自然」
北は北海道、南は沖縄までの「私たちの自然」の作品が見事にそろいました。地元に愛され続ける風光明媚な場所、慣れ親しんだ身の回りの景色など、それらへの愛情と誇りと尊敬に満ち溢れた思いを感じとることができます。一折一折に気持ちを込めた色調豊かな作品は、来場者を感嘆させていました。ぜひ、ご覧ください。
   
  【期間】平成25年11月2日(土)〜11月24日(日)
【会場】 こどもの城 ギャラリー
   
 


【だいすきな雪】
札幌市ひのまる児童会館

札幌市ひのまる児童会館は札幌市東区の住宅地に位置し、昭和49年12月にオープンした、来年40周年を迎える児童会館です。午前中は幼児さんとお母さん、午後は元気な小学生、夕方にからは中学生や高校生とさまざまな年齢の来館者で毎日賑わっています。会館前の広い敷地では、虫取り、水遊び、冬には大きな雪山からの外遊びも楽しむことができます。 「全国児童館おりがみ作品展」の参加は今年で8回目!!月に一度活動している「おりがみ&むかしあそびクラブ」のメンバーが楽しみながら制作をしました。

【作品紹介】
全国の方たちに見ていただくのなら、「北海道ならでは自然―雪」を表現しようと冬景色を制作しました。冬になると一面真っ白になり、空と地面の区別がつかなくなることもあるけれど、太陽の光が雪に当たるとキラキラと輝くことを背景に入れようと いう意見がありました。「冬になったらたくさん雪だるまを作りたいな!」とたくさんの雪だるまと、札幌らしさも取り入れようと札幌のシンボル時計台も作りました。「おりがみ&むかしあそびクラブ」のメンバーは小学校1年生が多く初めての経験でしたがみんなで頑張って作り上げました。

【制作者】
おりがみ&むかしあそびクラブのメンバー(小学1〜3年生20人)
ボランティア たけとんぼさん



【こどもの国の自然】
ぐんまこどもの国児童会館

ぐんまこどもの国児童会館は、1979年の国際児童年の記念事業として「こどもの国」の建設が発案され、1987年に「こどもの国」の室内施設として、大型児童館建設が決定。1990年10月に開館し、23年を迎えました。 また、今年6月には開館以来の入館者が800万人を達成しました。
館内には、来館したこどもたちが、体験しながら学べるサイエンスワンダーランド・スペースシアター(プラネタリウム)・クラフトルーム・プレイルーム・ビデオライブラリー・パソコンルーム・こども図書室などがあり、さまざまな遊びのプログラムを展開しています。また貸出施設でもある多目的ホールと研修室があります。県立の総合公園の中にあり、休日には多くの親子連れでにぎわっています。

【作品紹介】
こどもの国で見ることのできる山桜やコスモス、あさがお、イノシシやカブトムシなどを折り、「こどもの国の自然」を表現しました。この作品は夏休み明けの9月から制作をしてきました。折り紙を折っているときは、こども同士や親子で、楽しそうにワイワイとおしゃべりをしながら折ってくれました。

【制作者 】
一般来館の大人・子ども(主に小学生低学年、幼児と保護者) 



【わたしたちの自然〜城址公園の初夏〜】
さいたま市立岩槻児童センター

岩槻児童センターは、旧岩槻市において昭和57年に開設され、今年で31年目を迎えるさいたま市内で最大延床面積の大型児童センターです。100席のプラネタリウム室、HOゲージの鉄道模型のジオラマ室、乳幼児専用スペース、屋上には天体望遠鏡も備え、遊戯室には大型のトランポリンも設置されています。
岩槻区は人形店が集積する人形の街で知られています。児童センターはその岩槻駅から岩槻5分ほどの場所にあります。岩槻区内に1つの児童センターということもあり、市内の保育園をはじめ、幼稚園、児童クラブの遠足でも利用され、さいたま市外からの来館者も多いです。

【作品紹介】
週末を利用し折り紙を楽しみに集まってくれた来館児童を中心に、市民に親しまれている岩槻城址公園をモチーフに作成しました。城址公園の赤い橋のかかる池に、蓮の花が一面に咲きほこる初夏をイメージしています。また、毎年開かれているホタル観賞会のほたるも蓮の花の季節に見られます。そして、今でも朝夕に鐘を鳴らし、時を知らせてくれる『時の鐘』、城址公園のシンボル『赤い橋』の折り方は、中学生が工夫し考案したものです。小学生と中学生という普段では関わりが見られないグループが、折り紙を通じた新しいコラボにより、おりがみ作品が出来上がりました。
池にかかる赤い橋と水面にうつる美しい自然を想像しながらお楽しみください。

【制作者】
一般来館児童(小1〜6年生、中学3年生)15人



【水と緑にかこまれた私たちの街、浦和】
さいたま市立仲本児童センター

仲本児童センターはJR浦和駅から徒歩5分、開館してまだ3年に満たない新しくて元気いっぱいの児童センターです。1階にはシニアふれあいセンターが併設され、入口ロビーでは高齢者の方がよちよち歩きの幼児さんやお母さんに声をかけてくださるなど、あたたかい雰囲気に満ちています。
街の中にあるため、大きな児童センターではありませんが、その手狭さが幸いして(!?)か、館内ではすぐにお友だちの輪が広がります。浦和にきたら、ぜひ遊びに来てくださいね。きっと楽しい出会いがまっていますよ!

【作品紹介】
浦和は、豊かな自然と便利な商業地区をそなえた、とても暮らしやすい街です。作品中央の白い建物は、駅前のデパートをあらわしました。駅から少し行くと大きな池をかかえた別所沼公園や、古い歴史を持つ調神社の豊かな自然を楽しむことができます。画面の下の方にある池は生き物の宝庫、別所沼と、セミの声がにぎやかな公園の並木です。作品の中の建物と自然のさかいめには浦和区の花、日々草を飾りました。

【制作者】
児童センターに遊びに来る小学生のみなさん(低学年から高学年まで)と、幼稚園児さん、そしてそのお母さんが参加してくださいました。
あれっ!さいたま市のPRキャラクターの「つなが龍ヌゥ」と、さいたま市社会福祉事業団のキャラクタ 「サイのタマちゃん」も作品の中に遊びに来ていますよ。 どこにいるかわかるかな?



【春夏秋冬】
川崎市幸こども文化センター
戸手小学校わくわくプラザ 

戸手小学校わくわくプラザは、川崎駅からバスで10分の場所にある川崎市立戸手小学校の中にある放課後児童クラブです。学校の周りは、昔からの商店街や住宅と新しい高層マンションが共存する住みやすい町です。
現在は465人の登録があり、低学年を中心に1〜6年生まで毎日約120人の児童が利用しています。ドッジボールやゲームなどの集団遊びに力を入れていて、毎日、異学年が一緒になって元気に遊んでいます。また、けん玉やこまなどの昔遊びにも取り組んでいます。広くはない部屋ですが、毎日子どもたちの笑い声があふれている戸手小学校わくわくプラザです。

【作品紹介】
テーマ「みんなの自然」にそったデザインを子どもたちから募集し、その中で多くの子が描いた「木」で四季を現すことにしました。作品の題名「春夏秋冬」は3年生の男の子が考えてくれました。木や葉、魚など小さな物が多い作品ですが、子どもたちの小さな手で小さなおりがみを上手に折ってくれました。背景の空にも四季を意識した配色にしました。折ることが苦手な子は空を貼る作業をがんばりました。芸術的なグラデーションが自信作です。
この作品はわくわくプラザ全員が一丸となって取り組んだ集大成です。作品から日本の季節を感じてください。

【制作者】
戸手小学校わくわくプラザ利用児童 小学1〜6年生



【犬山 元気 いっぱい!!】
犬山市城東児童センター

私たちが住んでいる犬山は、山や川があり、児童館の周辺にも田んぼや畑、小川があり、小動物・果物など身近に自然に触れることができます。その中で子どもたちは、毎日戸外で元気よく遊んでいます。折紙クラブもあり、月1回ボランティアの指導のもと作品作りを楽しんでいます。

【作品紹介】
子どもたちは、折紙の基本をしっかり教えてもらいながら、一つ一つ丁寧に折りあげていました。犬山は、春は桜、秋は紅葉と有名ですが、子どもたちの好きな季節に、身近な動物を作りあげました。ボランティア指導者の作品を手本にしながら、いつか自分もこんな立派なものが折れる事を夢みて友達と一緒に自然を表現!!

【制作者】
折紙指導ボランティア 児童クラブ 1〜3年生 
センター職員



【豊富町のたけのこ林では・・・】
姫路市立北児童センター

『姫路市立北児童センター』は、兵庫県姫路市の児童センターの中で、最も北部にあります。周りには山も川も田んぼも畑もあり、自然に恵まれた場所です。近年は、市の分譲住宅地が開発され、豊かな自然と整備された住宅街とが共存した場所になっています。
月1回、<折り紙を通して日本の四季などの心を伝えたい>との思いから、ボランティアさんが折り紙遊びをして下さっています。今年度は、「テーマ:私たちの自然」ということで、自分たちの身近な自然を制作しています。

【作品紹介】
「テーマ:私たちの自然」で形を考えることが難しかったことから≪児童センターの行事の中で、子ども達が一番自然を身近に感じたのはどんなイベントだったのか?≫という所から振り返ることにしました。そこから、4月におさんぽに出かけた≪たけのこほり≫の風景がイメージにでてきました。
また、その場所は市の分譲地の子ども会が企画したキャンプ地でした。北児童センターを利用する多くの子ども達の中で≪たけのこ林≫は自然をとても身近に感じる場所だという事から制作することにしました。制作中の子ども達の会話もこの作品を観ていただく方々に受け取っていただけると
嬉しいと思います。

【制作者 】
児童センターに遊びにきた小学1〜6年生の児童たちが中心に今回も参加してくれました。折り紙プロジェクトの参加は、10回を超えています。続けて参加している子が今では中学生になり、プロジェクト後半は、その中学生が中心に小学校の高学年の子ども達が仕上げてくれました。



【ぱくぱくファームとだんごむし】
明照児童館

明照児童館は、子どもたちが多くの地域の人たちと交流を持つことを目標にしています。けん玉を通して他の児童館と交流を深めています。「明照太鼓」は学校・地域の行事・病院・老人介護施設からの依頼で演奏させていただいています。農業体験「ぱくぱくファーム」はみなさんの協力のもと、大豊作でした。通りがかりの人たちは元気に遊ぶ子どもたちを見て「この町にこんなにたくさんの子たちがいたんだ」と目を細めていました。

【作品紹介】
児童館では毎日が自然体験です。子どもたちは虫が大好きで一番人気はだんごむし。
庭のすみに座りこんで探しています。今年、「ぱくぱくファーム」は大豊作でした。食べきれないほどのトマト、きゅうり、ブロッコリー、じゃがいもなどがとれました。化学肥料を使わない「自然農法」をしているのでだんごむしや幼虫、みみずもたくさんいます。ボランティアの大学生といっしょに子どもたちの大好きな「自然」を表現しました。

【制作者】
一般来館者・こどもクラブ参加児童(小学生・大学生)



【ツリーイング】
今治市伯方児童館

伯方児童館は今治市の島嶼部で、唯一の“島の児童館”です。児童館のある伯方島は、瀬戸内海に浮かぶ、海と山の自然に恵まれた造船業の盛んな島です。また、地域の結びつきが強く、“宮島さん” “くんち子ども相撲” “亥の子さん”など、子ども達が参加する伝統行事が多く残っています。平成23年2月に元幼稚園を改装して現在の場所に移転しました。明るく、広くなった児童館は子ども達がのびのびと過ごせる場所となっています。
今年度から、ジュニアボランティアの定例会を毎週土曜日に行い、活動が定着してきました。また、島の児童館のない地域へ出かけていき遊びのプログラムを提供する「おでかけ児童館」も行っており、ここでもジュニアボランティアが活躍しています。

【作品紹介】
伯方児童館には、1本の背の高い銀杏の木があります。その木を使い、今年8月に地域おこし協力隊の方によるツリーイング(ロープを使った木登り)が行われました。子ども達は、銀杏の木に登り、「高い」、「怖いけど楽しい!!」と達成感がいっぱいの顔で言っていました。その時の様子を今回の作品にしました。海と緑の自然に囲まれた伯方島ですが、木登りをしたことのある子どもはあまりいません。木登りを体験することで、自然をより身近に感じることができ、作品にも生かされたと思います。また、作品の中に5匹の生き物を隠しキャラとして作りました。探してみてください。

【制作者】
ジュニアボランティア、児童館来館者(小学1〜6年)、大人、スマイリー

【かめちゃんとゆかいな自然発見隊!】
今治市亀岡児童館

児童館のすぐ裏には海が広がり、潮風を感じながら広い館庭で遊ぶことのできる環境に恵まれた場所にあります。また、老人憩いの家も併設されていて、高齢者と子どもたちとの交流も活発に行われています。
地域のボランティアスタッフや母親クラブと協力して実施する夏祭りやクリスマス会等のイベントの他、季節の工作や運動あそびを行う「親子クラブ」、二本の長縄を軽やかに跳ぶ「ダブルダッチクラブ」、自然を生かして園芸を行う「もぐもぐクラブ」などの活動もしています。アットホームな雰囲気の中、地域一体型の児童館をめざしています。

【作品紹介】
児童館から見える青い海は、毎日表情が変わります。そんな海をバックに、亀岡児童館のかめちゃんに乗り自然発見隊の出動です!館庭で見つけたお花や四葉のクローバー、かわいい小鳥たち・・・隊長のバリィさんは、みかんを見つけました!これからもたくさんの自然を発見し、みんなで大切にしていきたいと思う気持ちが込められています。
幼児とその保護者、小学生、中学生、老人憩いの家の利用者まで幅広い年齢層の協力がありました。「ハート」や「やっこさん」など、お互いに教え合いながら折るなど、おりがみの輪も広がりました。

【制作者】
一般来館者(幼児と保護者、小学生、中学生、わかばサロン)



【宇宙と地球と生き物と】
えひめこどもの城

えひめこどもの城は、1998年に県立大型児童館として設置され、松山市と砥部町の中間にあり、「こどものまち」、「イベント広場」、「創造の丘」、「冒険の丘」、「ふれあいの森」の5つのゾーンからなっています。
東京ドーム約7個分の敷地には、「てんとうむしのモノレール」や「ボブスレー」「ボート」などの遊具や、「ワークショップコーナー」や「パソコンコーナー」「陶芸」「木工」など体験活動プログラムが充実しています。
園内を四季折々の移り変わりを楽しみながら散歩したり、西洋風のお城「あいあい
児童館」内で、子育て相談や、幼児コーナー、1階から中3階までつながる大型遊具で活発に身体を動かしたり、子どもから大人まで、みなさんに親しまれています。

【作品紹介】
地球上にいる生き物を折り紙で折りました。みんなが折ってくれた多種多様な生き物で、地球と宇宙を表現しました。色も、形や大きさも様々ですが、ひとつひとつ貼り合わせていくと、まるで私たちの生きる地球のように、多くの生き物が息づきはじめました。
そのひとつひとつの息づかいは、近くで見ると、より身近に感じることができるでしょう。離れて見ると、みんなが重なり合ってできる地球の形が見えてきます。「私たちの自然」は、そんな多くの生き物によって成り立ち、大きな地球につながるのです。

【制作者】
一般来館者(3歳〜大人)



【わたしたちのふるさと ふくしま】
福島市野田児童センター

当児童センターは、市街地中心から県道庭坂線を西に4qの位置にあり、周囲には果樹園や田園が広がる自然環境に恵まれた地域にあります。活動としては、「赤ちゃんクラブ」「幼児クラブ」「バドミントンクラブ」「ドッジボールクラブ」など年間を通して継続的に活動しております。 また、「こどもまつり」や各種教室を開催して地域の子どもたちと一緒に楽しく活動しております。 これからも「友だちと仲良く、元気に楽しく」に活気あるセンターを目指し活動していきます。

【作品紹介】
「私たちの自然」というテーマを子どもたちに投げかけたところ、「山」「木」「草」「虫」「川」など自分たちの身近にあるものがたくさん出てきました。
その中から背景に吾妻山を作り、そこには春の訪れの象徴でもある「雪うさぎ」を是非表現したいとの思いや、原発問題以降なかなか感じることの少なくなってきていた「自然」を亀甲折りや山の部分の三角折りなど根気よく折り上げました。一つ一つのパーツは小さいものも多く、丁寧に仕上げようと頑張りました。今回の作品は、どこにでもある自然の風景ですが、福島のこどもたちの思いがいっぱいの作品に仕上げることができました。

【制作者】
「おりがみクラブ」として集まった小学1年生から小学4年生までの子どもたち



【自然がいっぱい! 小中川児童館】
小中川児童館

新潟の県央地域ののどかな田園風景の中に位置する児童館です。周囲の田んぼにはおたまじゃくしやザリガニ、館庭にはバッタやカマキリ、カナヘビなどがいて、さらに、季節の野の花がたくさん咲いており、子どもたちは外遊びが大好きです。
日替わりで職員がそれぞれの特技を生かし、工作・ダンス・食育・国際理解などのプログラムを行っており、併設の小中川児童クラブと併せて、毎日100人近い子どもたちで賑わっています。また、地域の中高生が様々な場面で活動に協力してくれています。おりがみ作品展には3回目の出展です。『サークル☆パンダ』の高校生との製作も夏休みの恒例行事になっています。

【作品紹介】
「立体作品に挑戦してみたい!」という高校生の申し出により、様々な虫や花など自然とともにある児童館を作ることになりました。まずは、『サークル☆パンダ』のメンバーを講師とし、折り紙教室を開催。始めに、髪型や洋服にこだわりながら“自分”を作りました。さらに、折り紙教室に参加できなっかった子は、児童館の建物などのパーツや、昆虫、花作りに協力してくれました。児童館のキャラクター、ヒヨコの『ピヨ』と仲間たちも、子どもたちと一緒に遊んでいます!作中にはツバメだけでなく、新潟県の鳥であるトキも飛んでいます。いつまでも豊かな自然があふれ、子どもたちの笑顔がいっぱいでありますようにとの願いが込められています。

【制作者】
自由来館者(幼児・小学生・中学生・保護者)と『サークル☆パンダ』の高校生



【森・盛・守谷! 〜きらめき夢タウン〜】
北守谷児童センター

オープンから6年目の通称『キ・ターレ』。3大イベントにミュージックフェスタなどの大きなイベントだけでなく、日々に行っている講座でたくさんの親子さんや子ども達が来館します。
未就学児専用の乳児室があり、親子さんが安心して遊ぶ事ができます。また工作室では開放日に廃材を使って自由に工作を楽しみ、視聴覚室は勉強室としても開放し、宿題や受験勉強に打ち込む子が利用しています。
中高生はスタジオを活用してバンド活動に打ち込んでいます。市外の方にも開放し、ママ友などの情報の交換や交流の場などに利用され毎日とても賑わっています。

【作品紹介】
守谷市から見える紫峰『筑波山』を背景に市の鳥(コジュケイ)・花(山百合)・木(松)をメインに作りました。
春には小貝川にポピーと桜が咲き乱れ、夏はお祭りに人も虫も踊り、あちこちに向日葵が太陽を浴びます。秋には美味しいコシヒカリの稲穂が黄金色の田んぼを埋め尽くして、高い空には赤とんぼがたくさん飛び回っています。
一車両で走る常総線の電車もこの街の風景に溶け込んでいます。守谷で暮らす私達が見慣れたこの風景の自然を作品に込めました。

【制作者】
児童センタースタッフ3人・小学生8人・中学生5人・高校生2人



【フェアリーレインボー 〜地上の子どもと夢の世界を結ぶ橋〜】
浦安市高洲児童センター

高洲児童センターは、公民館・図書館などがいっしょに入った複合施設内にあるので、毎日多くの方が来館しています。近隣に幼・小・中学校があり、幅広い年齢層の子どもたちでにぎわっています。昨年度もおりがみ作品展に出品し、小さい子が途中まで折ったものを小学生が引き継いで折り作品を完成させていきました。みんなで一つの作品を作り上げる達成感を味わえる作品を今年もみんなで作ります。

【作品紹介】
高洲児童センターでの遊びで、「トイレジャーハンティングゲーム」というオリジナルのゲームがあり、その中に「虹の紋章」というアイテムが出てきます。ゲームの中の一つのアイテムなのですが、“虹”はトイレジャーハンティングゲームの中で大きな橋渡しとなり来館する子供たちを結びつけています。
今回のおりがみ作品は、子供たちを結んでいる“虹”をテーマに子供たちの夢にも結んでいってほしいという思いを込めて作品にしました。

【制作者】
一般来館者(幼児〜小学生、保護者)



【星のふるさと(降る里)】
香取市山田児童館

香取市山田児童館は、緑豊かな里山に囲まれ、千年樹「大クス」や名勝「橘堰」など、歴史の薫りただよう地域にあります。
小型児童館と規模は小さいのですが、地域の特性を生かし、里山から切り倒してきた竹を利用しての流しそうめんや、笹で飾り付けをして雰囲気をだしたきもだめし大会などの季節行事を行っています。 午前中は、子育て支援として主に乳幼児親子の遊び場、地域の方々の交流の場として開放し、午後からは、近隣の小学校から帰ってきた放課後児童クラブの子どもたちのにぎやかな声が響いています。

【作品紹介】
私たちの町には、国の天然記念物に指定されている樹齢1300年を超える巨木「大クス」があります。また里山と水田に囲まれ夜は星がとても綺麗に見えることから、大クスと田園、そして星の降る里を折り紙で表現しました。
楠の巨木を折り紙でどのように表現したらよいかを話し合い、幹は折り紙をちぎって貼ることでごつごつとした質感を出し、小さな子でも折れる「パクパク」をたくさん重ねることで葉を作りました。折り方の難しい「星」は、お互いに教え合いながら作り、テグスでぶら下げることで素朴な風景の中にキラキラとした星の存在感を示しました。幼児から小学生や大人まで幅広い年齢層の来館者の皆で力を合わせて作り上げた作品です。

【制作者】
一般来館者(幼児・小学生・大人) 放課後児童クラブ利用者(小学校1〜3年)



【スマイル・メダカ探検隊】1
奥出雲町 三成児童館

三成児童館は、平成15年に奥出雲町で設立され、仁多福祉会で運営している児童館です。「であい ふれあい たすけあい」をテーマに、乳幼児からお年寄りまでの幅広い年齢が、ここで出会い、ふれあうことを目的として、ボランティア活動、子育て支援、地域の方の交流、そして放課後児童クラブの子ども達が学校や家庭ではない異学年の交流時間を過ごします。土曜日を中心に、地域のボランティアの方の指導を受けながら、百人一首、将棋、地域探検(メダカ生息地探検、神社、お寺巡り)等、活動しています。
核家族化、少子高齢化が激進するこの奥出雲の中で、年齢を問わず繋がりの核として児童館でありたいと活動しています。

【作品紹介】
三成児童館スマイルでは、24年度から自然体験活動のひとつとしてメダカ探検をスタートしました。今年の夏は町内2カ所を訪れ、田んぼや池で生き生きとメダカが泳いでいるのを発見!中でも白いハスが満開の池は印象的で、自分たちの住んでいる町の自然の素晴らしさに改めて気がつき、ぜひ作品にしたいと思い取り組みました。自然の色を表現するため、折り紙に色をぬったり、和紙や包装紙を使ったりして工夫をしました。

【制作者】
スマイル児童(小学1年生〜6年生)、中学生(職場体験)、職員



【宗像の花 「かのこゆり」と宗像三女神】
宗像ユリックス・赤間小学校学童保育所

福岡県北部、宗像市は福岡市と北九州市という2つの政令指定都市の中間に位置しています。 宗像市総合公園・宗像ユリックスには、図書館、プラネタリウム、音楽ホール、多目的ホール、芝生広場、テニスコートなど、文化とスポーツを行うことができる施設が揃い、市民はもとより広くさまざまな目的を持った来場者が訪れています。 その宗像ユリックスから車で20分のところに位置する、赤間小学校学童保育所「なかよしクラブ」、「やまびこクラブ」、「だいさんクラブ」には、赤間小学校の児童1年生から6年生まで約150名が在籍しており、毎日楽しく元気に活動しています。

【作品紹介】
私たちが住む宗像市は、美しい海と山に囲まれた風光明媚なところです。
「私たちの自然」のテーマに沿い、今年の新市制10周年を記念する意味も込めて、宗像市の花「かのこゆり」の美しい花を折り紙で大きく制作しました。背景には、宗像市の美しい海と美しい山々、神の住む島「沖ノ島」を表現しています。さらに宗像大社の3人の神、三女神も表現しました。
郷土の色とりどりの自然の美しさを、折り紙で表現しています。

【制作者】
赤間小学校学童保育所「なかよしクラブ」「やまびこクラブ」「だいさんクラブ」在籍者(小学1〜6年生) 



【桜島大爆発!!】
キッズランド児童館

キッズランド児童館は、鹿児島県の薩摩半島の中央に位置している南さつま市唯一の児童館です。南さつま市は、白浜青松の吹上浜(日本三大砂丘)沿いの静かな農村地帯です。 当館は、1997年、保育所併設型児童館として開館しました。「いつでも、誰でも集える場所」として、いつもにぎやかな声が響いています。昼間は乳幼児を持つ母子や、地域の女性ボランティアなどが利用し、午後は放課後児童クラブの児童が利用しています。また、夕方から夜にかけては各種サークル等が利用しています。地域の子どもたちが、多くの大人のボランティアに支えられ、見守られながら、朗読劇・和太鼓・エコ活動等、様々な体験活動をのびのび実践しているのが特徴です。

【作品紹介 】
今回のテーマが「私たちの自然」だったので、近年活動が活発になり、全国ニュースにもよく出る桜島の噴火を中心にした作品にしました。鹿児島の中心にどっしり構える桜島や、4,000m以上も吹き上がる噴煙を表現することがとても難しかったですが、地域の老人が折ったもので表現しました。錦江湾を泳いでいるクジラやイルカ、毎年出水に飛来する鶴等は、放課後児童クラブの子どもたちが夏休みを利用し、子ども同士で話し合いながら表現しました。
今回も児童館を中心に、子どもたちや、地域の老人・ボランティア団体は、長い時間をかけて、一つの作品をみんなで作り上げる喜びをおおいに味わいました。

【制作者】
放課後児童クラブの子ども(小学1〜5年)30人
児童館を利用する母子(2〜5歳児、20代女性)10人
ボランティア団体(50歳〜65歳)10人
地域の老人(70〜100歳)25人 





【きらきら輝くにしばるに めんそーれ!】
西原町西原、西原東、坂田児童館

中頭郡西原町には西原、西原東、坂田児童館の3つの児童館があります。
西原児童館は創立29年になる、地元に愛されている児童館です。西原東児童館は文化財横に立地、緑豊な児童館です。坂田児童館は保育所との複合施設で賑やかな児童館です。
各児童館、1年を通し色々な行事を展開 していますが3館合同行事には、親子社会見学・移動児童館・巨大迷路やおばけ屋敷、児童館フェスティバルがあります。また親子(0〜4歳)を対象に3館合同運動会・お楽しみ会、体操教室、リトミック、親子で楽しめる文化講座、児童の親睦を深めるさわふじ交流会などを開催、子育ての応援と地域交流の場として活発に行事が行われています。

【作品紹介】
昨年は、平面作品の出展と全国各地の折り紙写真展を開催。全国各地の作品に刺激を受け、今年は是非、西原・西原東・坂田児童館の皆で立体作品に挑戦したいとの意気込みでスタートする。
「私たちの自然」というテーマを子どもたちに伝えると、町の人気スポットきらきらビーチ、一夜だけ咲く神秘の花(町の花木に指定)さわふじの花(さがりばな)、琉球王朝時代に実在した尚円王が首里城の城主になる前に過ごした緑に囲まれたお屋敷、内間御殿(ウチマウドゥン国指定文化財)などを題材に決定。地元の歴史に思いをはせ、これから発展する町の話しに盛り上りながら、力を合わせ丁寧に仕上げることが出来ました。

【制作者】
幼稚園生〜小学6年生・一般



【新生の春夏秋冬】
札幌市新生児童会館

●環境〜サッポロビール園の近くにあり、よく観光客の方が会館前を通ります。 札幌でも歴史ある鉄東地区にあり、さまざまな歴史の跡が残っています。
●遊び〜子どもたちは、体育室のボール遊びや一輪車遊びが好きです。最近では、めんこ大会やじゃんけん大会で盛り上がりました。

【作品紹介】
新生児童会館と、隣の公園(新生公園)の自然を取り上げて作品にしました。 また、子どもたちに人気のこびとが、自然の中でかくれんぼをしています!
・春〜新生公園に咲く「桜」
・夏〜新生児童会館で育てた「朝顔」
・秋〜新生公園にある「イチョウの木」
・冬〜新生公園に降る「雪」

【制作者 】
児童クラブ員・一般来館者(小学校低学年)・職員



【雪の結晶】
札幌市屯田児童会館

札幌市屯田児童会館は、札幌市北区にあります。自然豊かな屯田の地に開設し、今年で31周年を迎えました。3校の小学校から、子どもたちが来館し、日々にぎやかに過ごしています。今回も日常活動の中でおりがみ制作に取り組み、子ども同士で教えあいながら、頑張りました。

【作品紹介】
テーマ「私たちの自然」と考えたところ・・・北海道は自然がたくさんあり、どれにしようかととても悩みました。全国には各地に自然あふれる素晴らしい景色があるので、その中で北海道らしさを表現するには、冬が一番と考えました。冬は雪が降り一面真っ白になります。空から降ってくる雪は素敵な結晶を見せてくれます。その結晶を折り紙で表現してみようと、取り組みました。繊細な結晶を折り紙で表現するには難しく、一つの結晶を作るのに折る工程がたくさんあり、苦戦しましたが、みんなで協力して頑張りました。

【制作者】
一般来館児童、児童クラブ(小学生)



【野村といったら 牛でしょ!!】
西予市野村児童館

私たちの西予市野村児童館は愛媛県南西部に位置しており、野村町は四方を山に囲まれ、豊かな自然に恵まれています。
西予市は、今年9月に「日本ジオパーク」に認定され「四国西予ジオパーク」となりました。海抜0mから1,400mまでの大地に広がる多様な地形、海・里・山には豊かな文化が保存・伝承されています。野村町にある標高1,400mの四国カルストでは、雨水などによる侵食で形成された石灰岩のなだらかな地形を活かし、牛の放牧が盛んに行われています。四国カルストのみならず、標高約100mに位置する野村児童館でも、朝の静かな時間などには哀愁漂う「牛の泣き声」が聞こえてきます…。「牛」が身近にいる町の児童館です。

【作品紹介】
「今年のテーマは『私たちの自然』で。どうする!?」「そりゃー『野村といったら牛』でしょ!!」はい、それお題にいただきます(笑)
さっそくどうやって牛を作るか考え、普段おりがみ遊びで作っている「“ハート”で作れることない?」「草はどうする?」「これ折ってみようや。」会話が途切れることなく続けざまにアイディアが出て、さっそく取り掛かりました。草とハートは約3日で折り上げ、貼り付けは1日で出来上がり♪「去年より早かったなあ!」
去年も熱心に参加した中学1年生が中心となって、かわいい作品ができました。牛の目などのパーツも、周りに咲いている花も“ハート”で出来ています。子どものアイディアって素晴らしい!

【制作者】
じどうかんサマースタッフ(小学生・中学生)

   
   
  全国児童館おりがみ作品展
 
     
 
 
Copyright(C) 2009 National Children's Castle All right reserved.